桜から山吹へ

穏やかな日差しに春深く、いろいろな花々が華やかに咲きそろう季節となりました。

京都で最古の神様、お酒の神様として知られる松尾大社は、

「山吹の宮」とも言われており、≪  関西一の山吹の名所 ≫となっています。

境内にはしなやかな新緑の枝に、鮮やかな黄金色に輝く八重や一重の花が咲き誇ります。

そしてめずらしい白い山吹も咲いているのでこちらも必見です!

山吹は桜と同じくバラ科に属しており、英国では 「  イエロー・ローズ (黄色いバラ)」

「ジャパン・ローズ(日本のバラ)」 と呼ばれているそうですよ。

山吹を詠んだ歌もあります。

桜ちり春のくれ行く物思ひも忘られぬべき山吹の花(藤原俊成)

-桜が散り、春が暮れてゆく憂鬱を、思わず忘れてしまえそうなほど美しい-と。

桜が終わっても京都の街を染める色は移ろい、花々で彩られています。

さて、松尾大社では4/21(日)に神幸祭が模様されます。

春風にゆれて・・・

美しく咲き誇る山吹の花を愛でに、ぜひお出かけください。