ふわり金木犀の香りが漂い、秋も深まって参りました。
沙羅の樹の庭で知られる妙心寺塔頭、東林院。
昨日10/4(金)より秋の行事として恒例になった
「梵燈のあかりに親しむ会」が今年もはじまりました。
ふだんは公開されていない妙心寺東林院の庭園に、
手づくりの瓦製梵燈(ぼんとう)や、古瓦のうえに約400本のろうそくが灯ります。
秋の夜長に、静かに揺らめくろうそくの灯りのもと、
虫の声と水琴窟(一壺天)の音を聴きながら、静かな秋の夕べを味わってみては?
静寂の中に浮かび上がるお地蔵様や寺院内の温かな景色を見つつ、
かすかに聞こえてくる虫の声に耳を傾けると、心が穏やかになります。
10/14(日・祝) ≪18:00~21:00閉門(入門は20:30まで)≫まで催されています。
からっとした空気に、秋の心地の良い気候をお楽しみ下さいませ。