こんにちは。やよい調理場です。
先日、研修旅行に行かせていただいた際の感想を更新いたします。
今回見学させて頂いたのは、高知県にある「安芸水産」というしらすの加工工場です。しらす加工の設備が整っており、釜上げや選別、乾燥などは全て機械による自動でおこなわれていました。特に目に留まったのがちりめん乾燥機で、せまいスペースでその日に獲れたしらすを効率的に乾燥できる機械で、今後やよいでも課題となっている「じゃこの乾燥」に使えると思いました。
安芸水産様のように機械化されている工場もある一方で、中には所々で天日干しをされている所も見受けられ、まだまだ人の手でおこなわれている加工工場もあるという事がわかりました。
自動化されたとは言っても、まだ人の目で選別しないといけない部分などもあり、まだまだ人が必要だなと感じました。
ある意味、やよいの本社工場と似ている部分もあると思います。
人の手でしている作業が自動化されることで、作業が効率化し楽になる部分は多いとは思いますが、機械化することでそれまで以上に人が注意をして作業をしていくことが必要だと感じました。
また、乾燥機の掃除が2人でしても3時間かかるというお話をおうかがいし、保守やメンテナンスの部分で機械が大きくなる分、当然のことですがそれなりに手間がかかる部分も出てくるんだなと思いました。
今回の工場見学で機械による自動化はされていますが、加工出来るまでにものすごく手間暇がかかっていること。
後、そこで高齢の方も働かれているのにはビックリしました。
そういう人たちが作ったちりめんじゃこなので、大事に扱わないといけないと思いました。
調理場:小林、正木、森野 包装場:西川