年が明け、早くも一か月が終わろうとしています。
もうすぐ2月、そこで今日は本店の節分飾りをご紹介します。
そもそも節分とは、季節を分ける節目の前日のことを言い、本来は立春、立夏、立秋、立冬の
前日を節分と言ったそうです。
旧暦で1年の始まりが立春にあたる為、2月3日が最も重要とされ、今ではこの日だけを節分
と呼ぶようになったようです。
節分の日に豆まきするのも意味があり、邪気の入りやすい季節の分かれ目に豆をまくことで
「魔を滅する」ことができるとされました。「魔滅」(まめ)
そして、豆まきには炒った豆を使いますが、これは「鬼を射る豆」に通じることから、炒り豆を
使うのが一般的になったようです。
本題の節分飾りですが、節分の日にはよそから鬼が入ってこないように「焼嗅」(やいかがし)
というものを玄関に吊るしておくのだそうです。
焼嗅とはトゲのある柊の枝と生臭い鰯の頭を飾りにしたもので、柊のトゲで鬼の目を刺し、
鰯の頭の悪臭で鬼を退散させます。
鰯のアップです。
どちらも鬼の嫌いなもので、玄関に吊るしておくと鬼を払う効果があるとされています。
私はこの組み合わせを初めて知ったのですが、スーパーなどでも販売しているようです。
なかなか豆まきができない…そんな時は節分飾りで邪気を追い払いましょう!