こんにちは、本社のヤマモトです。
先週末の土曜日、仕事が終わってから愛宕山の千日詣りに出掛けました。
千日詣りとは京都の愛宕山に7月31日夕方から8月1日の未明にかけて参拝をすると、千日の間火難に遭わないというご利益を得られるという伝統的な行事です。
京都のお家や食べ物屋さんにはだいたいこの千日詣りで授かることのできる『火迺要慎』のお札が貼られていることが多いのです。(我が家でも貼られております)
スタートしたのは夜の9時、参道は裸電球で照らされ神秘的なムード。土曜日ということで参拝者も多かったようで、まさに老若男女、あらゆる世代の方がいらっしゃいました。
また、3歳までにお参りすると生涯火難に遭わないとも言われているので、小さなお子さんを連れたご家族も目立ちました。
愛宕山の頂上までおよそ二時間、傾斜のきつい石段や山道を登り汗だくになりながら着いた時には日が変わる位の時間でした。
着いたーと思ってほっとしていたのですが、本殿らしいものはなく、さらに進んで行くとまた急な階段が。
本殿はその先でした。
また急な石段を登り、無事お札も授かりました。
頂上からの京都市内の夜景の綺麗なことといったら!
そして少し休憩をし、下山することにしましたが…たどり着いた時の達成感の清々しさがすーっと冷めて、今度はあの道を下るのかーという恐怖感が。
…それはもう大変でした。足下は暗く滑りやすいし、案の定、滑って尻餅をついてしまいました。
そして次の日の日曜日は一日中筋肉痛で動けず… これから千日間ご利益があるので、次は2年後かなと思いつつ、来年も登っているかもしれません。
本当にしんどかったのですが、いまは楽しかった思い出と達成感でいっぱいです。
ちなみに。
服装は動きやすいものであれば大丈夫です(本格的な方も多かったですが)ただ汗をかくので着替えを忘れないようにして下さい。また頂上との気温差はかなりあります。
足元だけはご注意を。運動しやすい靴を履きならしておくと良いと思います。
頂上まで給水できるところ、トイレはありません。
本当に小さなお子さんからお年寄りまで登られているので、ご自分のペースで登られれば大丈夫だと思いますが、無理だけはなさらないよう。
とてもよい貴重な経験になると思います。もし機会があればチャレンジしてみたらいかがでしょうか?