高台寺の夜間拝観

今年も高台寺、秋の夜間拝観が始まりました!ということで、少しご紹介したいと思います。

「高台寺」は、豊臣秀吉の正室北条所(ねね)ゆかりのお寺で、慶長11年(1606)に創建された臨済宗建仁寺派の禅寺です。

秀吉の菩提を弔うために北条所が徳川家康の援助のもとに建立され、開山堂、霊屋(おたまや)、茶室の傘亭と時雨亭、表門、観月台は創建当時のもので重要文化財に指定されているそうです。

境内を回遊しつつ諸堂をめぐることができ、方丈からは小堀遠州作の名勝庭園の中に秀吉遺愛の観月台を望めます。秀吉と北条所を祀る霊屋では、須弥壇(しゅみだん)と厨子に華麗な蒔絵装飾が施され、桃山時代を代表する「高台寺蒔絵」として知られています。


入口参道

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霊屋(おたまや)へ続く臥龍廊


臥龍池


時雨亭(二階建ての茶室)


マニ車

マニは宝石のことを意味します。マニ車は世界中で知られている仏教徒共通の仏具で、高台寺のマニ車の中には「般若心経」が入れてあり、一回まわせば御利益を受けられます。

健康、長生きその他願い事がある人はマニ車を右手でまわしながら時計回りの方向に歩いてみてください♪身体、言葉、思考を清め災いを取り除くことができるそうですよ!
他にも、庭園のスライドショーや方丈内でのイタリア・日本の職人をモチーフにした切り絵の展示も行っていますので、みなさまも足を運んでみてはいかがでしょうか?

日時:10月22日(金)~12月5日(日)
拝観時間:午後5時(日没点灯)~9時30分受付終了(10時閉門)
拝観料:大人600円、中高生250円
◆高台寺◆ 〒605-0825
京都市東山区高台寺下河原町526番地
市バス(東山安井)下車、東へ徒歩5分
電話:075-561-9966