冬の入口、日に日に寒さを感じるようになってまいりました。
ここ京都でも、朝晩は肌寒く「ああ冬がくるのだな」と感じております。
今回は きのこ についてお話させていただきたいと思います。
寒さを感じると湯気の立つお鍋など、食べたくなりませんか?
お鍋の名脇役・・・どんなきのこを入れても美味しいですよね。
しいたけ、しめじ、なめこ、舞茸、えのきなど、スーパーなどでよく見るきのこにも
多くの種類がありそれぞれに旨味と食感を持ち合わせ、
和洋中どのような料理にも合わせられる万能食材と呼べると思います。
きのこには古くより整腸作用があることが知られておりますが、
近年年になり動脈硬化の抑制、皮膚機能低下の改善、カルシウムの吸収を助ける
「ビタミンD」を含んでいたりと体に良い効果を持っていることが報告されている優秀な食品です。
これからの寒い季節、空気の乾燥によって、皮膚がカサカサ・・・
なんて時にもきのこは役に立ちそうです。
弊社でも11月の期間限定にて、この優れた「きのこ」をたっぷりと使用した商品
” 華しぐれ ” を全店にて販売しております。
使用しておりますきのこは4種類。
鳥取産のエリンギと、滋賀県産の黒アワビ茸、しめじ茸、ふくろ茸でございます。
華しぐれはそのままご飯のお供として召し上がっていただいても美味しいのですが、
約半分量の千切りキャベツと和えていただきますと、キャベツのシャキシャキとした食感が楽しく、
お酒のお供としても美味しく召し上がって頂けると思います。お試しください。
私はエリンギのコリコリとした歯ごたえが大好きなのですが、弊社での華しぐれの製造過程にある
エリンギの煮物がとてもおいしいので家庭でもよく作ります。
今日はご家庭で簡単にお作りできるレシピをご紹介させていただきます。
エリンギ2本を短冊状に薄く切り、酒・醤油・砂糖・だしの素で作った煮汁で炊きます。
アクを取り、10分程度煮たら更に盛り、山椒の粉をふりかけて完成です。
ぜひ温かいうちに召し上がってください。
とても簡単でおいしいので、ぜひお試しください。
ちなみに・・・
弊社社長がおすすめする”華しぐれ”の一番の食べ方は
「熱い番茶でお茶漬けにして食べる」だそうです。
私共はこれから年末にかけて、お歳暮の繁忙期という一年の中でも最も忙しく
最も楽しみな季節を迎えます。
今年も多くのおお客様との出会いがありますよう、心より願っております。
2015年11月
調理課 一同
調理課 中田